お金持ちからして”コスパ”とは?


しばし、その物やサービスの価値として「コスパ」という言葉がでてきます。
例えば「これは、コスパが良い」「コスパ悪い」など

コスパとは、コストパフォーマンスの略で日本語では費用対効果と言います。
つまり、掛けた費用に対しての効果の意味で使われているのです。

例えば、貧乏というか下流階級ではこんな話題を聞きます。

「この車はレギュラー110円でリッター15km走る。この車はハイオク仕様で120円なのにリッター9kmしか走らない、コスパが悪い。」
つまり、安い価格のガソリンのあげく走行できる距離が長い=コスパと定義しています。
ではハイオク仕様を買ってる人は、コスパが悪いのに何故買うのでしょうか?
それは長距離が快適であったり、加速が良かったり、その車に省燃費以外の要素を求めるからです。

最近では、ヤフーニュースでこんな衝撃的な記事を見ました。
「サイゼリヤはボトルワイン マグナム(1500ml)が1080円で、持ち帰りできるからコスパ高い…。」
これには言葉を失いました。なぜ、そんなに非常に不味いワインを大量に出されて喜ぶのか。まずいワインを1500mlも飲まされるなんて苦行でしかありません。

筆者からしたら、原価率の高い立ち飲みワインバーでボトル4,000円のワインを、1080円でグラス(100ml)楽しんだ方が遥かに”コスパが高い”です。

コスパという言葉は、その人の価値観において大きく左右される訳です。
ここまでは、私自身の経験ですが、ここからはお金持ちのコスパについて話したいと思います。彼らの金銭感覚からすると”コスパ”というのは庶民とは異なります。

都内に住む友人のSさんは、銀座で食事をするときに最も良いコースを選ぶらしいです。常識的に考えれば最も高級なコースとは、技術と素材の最高峰であり、その店で最も美味しいわけです。
つまり、彼は「最も高級なコース以外を頼む意味が分からない」と表現していました。
私は庶民なので、寿司屋に行って特上3000円 上1700円 中1300円 並1100円とあったら、「今日は中か上だな」となります。
ですが、Sさんにとっては特上が基本で、特上でない気分の時は他の物を選ぶ訳です。
筆者と異なり、ランチに平気で2万円以上かける人種なので、寿司屋もランチで5千円~1万円以上なのでしょうけれど。

食事だけでなく、飛行機の移動も基本的にはビジネスクラスにするようです。
特に長距離でのフライトは、エコノミークラスを選ぶ理由が分からないようで、「到着時に疲れていては意味がない」と難を示しています。
たしかに、肝心の到着時に体が疲れていては仕事でもプライベートでも良くないのは誰でも共通な訳です。
お金がある人にとっては、エコノミーが9万円ビジネスクラスが38万円であってもコスパというのは関係なく、必要な物を選んでいるに過ぎないのです。