お金持ちがビジネスクラスに乗るのは無駄?


ビジネスクラスは無駄という一般人の意見が多いですが、本当にビジネスクラスは無駄なのでしょうか?体験談を書き留めたいと思います。

2年前の夏に筆者の取引先のとある社長からリゾート旅行に誘ってもらい、なんとビジネスクラスを無料で乗らせてもらう機会がありました。フライト時間が10時間を超える国際線です。

ラウンジは成田空港ですが、意外にも簡素です。国産ウイスキーや赤ワイン、白ワイン(千円代)と生ビールが飲み放題だったのが印象的です。
料理の種類もまあまあ多く、カードラウンジ(アメックスなどの)よりは格別とサービスが良く、シャワールームなどもありました。Wi-Fiや新聞ももちろん無料完備です。
成田空港のカードラウンジは、セキュリティチェックの外(一般エリア)にあるので、1〜2時間前には出なければならず搭乗ギリギリまで利用ができませんが、ビジネスクラスのラウンジは直前(10〜20分前)まで利用できます。

セキュリティチェックや手荷物検査も優先されるので快適です。
ただ混雑していない時間帯であれば、そこまでの差はありません。

優先搭乗はとても快適でした。
中国人観光客が多く、ビジネスクラスとスーパーフライヤーズ優先と言われているのに、中国人のエコノミー客が「なぜ入れないんだ?」とスタッフに怒っているのが印象的です。あまりにうるさいので、優先してそそくさと快適に入れるだけでも、ビジネスクラスの価値があると思えました。
特にエコノミーの場合は、狭いだけでなく、声も大きく不清潔な彼らと横に座り10時間も過ごすと思うだけでせっかくの旅行が最悪の気分です。目的地に到着したときにはヘトヘトに疲れて初日はホテルで寝込むこと間違いないでしょう。

ビジネスクラスにも数人の中国人が居ましたが、この時に乗っていた中国人たちはマナーも良く、言葉も静かで、日本人と同じ位に静かに過ごしていました。
この往復でしか見ていませんが、もしかしたら中国人もお金持ちになるとマナーが良い人も増えるのかもしれません。それか飛行機やビジネスクラスに慣れているのかもしれません。

ウェルカムドリンクにシャンパーニュを頂き、食事は好きな時間にもらえます。
ただ他の客が食べだすと、なんとなく同じタイミングにもらってしまいます。
ワインリストから好きなワインや蒸留酒を選び、シャンパーニュ→白ワイン→赤ワインと楽しめます。多くアルコールが飲める人であれば、その後にブランデーやウイスキーでも良いでしょう。
最後には紅茶やコーヒーが陶器のカップで提供されます。フルーツとケーキの盛り合わせと一緒に紅茶やコーヒーを楽しめるのは、移動もできずに暇を持て余す10時間の中では最高のサービスと言えます。

液晶モニターも大きく、一人で見るには十分なサイズです。
ノイズキャンセリングヘッドホンが貸し出されるので、新幹線のグリーン席よりも音が静かで騒音とは無縁の世界です。

眠くなるとCAがベッドメイキングを行ってくれます。
かなり大きなブランケットとまくらを貸し出され、フルフラットのシートで寝れるので完全に足を伸ばすことができます。家の3人がけソファーに寝るよりも快適です。
耳栓もアメニティのポーチに入っているので、利用すればほとんど音はありません。
そのまま仮眠して、起きると周りが朝食を食べています。そのまま食事を済ますと到着となりました。出国手続きもエコノミー客よりも先に着くので、混雑しておらずスムーズです。

全体的に考えて非常に快適と言わざるを得ません。2〜3時間のフライトだと恩威をさずかることができませんが、長距離のフライトであればエコノミーには絶対に乗りたくなくなる程に魅力があります。
残念ながら筆者はファーストクラスには乗ったことがないので、「ファーストクラスなんて無駄!」と言っている人が居ますが、恐らくより快適と考えるのが正しいでしょう。毎回、自由にファーストクラスに乗れる御身分になってみたいものです。

このサイトを読んでいる人の中で、エコノミーしか乗った事がない方がいるのであれば、多少奮発してでも次回の長距離海外旅行はビジネスクラスをお勧めします。