なぜお金持ちの玄関にはペルシャ絨毯があるのか

Pocket

屋敷のような大きなお宅に伺うときも、駅直結型の高級タワーマンションのお宅に伺う時も、玄関を開けると共通している事があります。
ペルシャ絨毯です。

筆者はインテリアに疎く、今までそういった類のものに興味が無かったのですが、揃いに揃ってお金持ちは玄関にペルシャ絨毯を敷きます。
初めはお金持ちの道楽か何かだと思っていたのですが、実はペルシャ絨毯には深い意味があるようです。

そもそもペルシャ絨毯絨毯とは、伝統的にペルシアと呼ばれていた現在のイラン周辺で生産されている絨毯の事で、美しい独特の柄が施されています。
今でこそ中国製など偽物が多く出回っているのですが、本物のペルシャ絨毯はイランの伝統工芸品であり輸入車が新車で買えるほど高価なものです。

大きさによっても様々ですが、ダイニングテーブルの下に敷くような大型のものは200万円〜500万円程するものもあります。
ただ、玄関におく小さなペルシャ絨毯、特に90cm幅のマンション用であれば、それこそ20万円〜60万円程度で購入できるそうです。

なぜ、そんなにも高価なものを置くのか。
ある時、特に仲の良いお宅の奥様に伺った事があります。

「玄関に置く絨毯というものは、訪ねて来てくださるお客様を最初にもてなすものです。靴を脱いで上がっていただくときに、失礼のないようにして置かなければなりません。」

なるほど!と声を上げてしまいそうでした。
確かに、一般的には玄関を開ければすぐに靴を脱いで上がります。
その時に靴下で上がるのですが、確かにそこに美しく質感の良いペルシャ絨毯があれば、お客様を気持ちよく迎える事ができるのです。

今までインテリアに興味が無かったのですが、それを聞くと納得です。
たしかにペルシャ絨毯があると、華やかに見えます。

ただ本来は手織りのしっかりとしたイラン製のペルシャ絨毯を用いるべきだけれど、もし予算的に無理があるようならば、機械織りやイラン周辺で作られた同等のクオリティの物でも良いそうです。

忘れてはいけないのがスリッパです。
こちらも100円ショップという訳にはいかないので、山形県などの歴史ある会社の商品を買ってお客様をもてなすと良いですね。