お金持ちの家の家具が少ない理由


お金持ちの家に行く機会のある人は知っているかもしれませんが、お金持ちの家には家具が少ないのです。


都内の高級マンションでは、カリモクなんてのは選ばれずミノッティやフレックス・フォルム、カッシーナ・イクスシーなどで家具を揃える家庭が多いです。
逆に地方にする地主の名家であれば、国産の無垢材で職人に作らせたような家具で揃える場合が多いです。

いずれも、家具が少なくて必ずと言って良いほど部屋がすっきりとしています。
なぜ家具が少なくすっきりとしているのかは、「物の管理」と「ゲストを持て成す」、「空間に価値がある」と言った面からそうしている事が多いです。

物の管理とは、その名の通り自宅にある物の管理です。貧乏な家庭ほど無駄な家具が多く部屋が雑多に散らかっています。これでは必要な物が直ぐに出すことができません。また、要らないものがずっと部屋にあることによって、生活が劣化するのです。
例えば賃貸であれば「要らないものを置く場所」にさえお金を払っている訳です。

物を正しく管理できることによって、スマートな生活と掃除の効率化、不要品・必要品の分別。そういった管理が確実にできるのです。

次にゲストを持て成す文化です。これは別の記事で紹介しましたが、お金持ちは人を持て成す文化があります。その為大きなリビングに6人がけのソファーを置いたり、絵画やインテリアを揃えますね。
そのため、人を迎えるのにふさわしいように家具を揃えたり、場所を確保したり、無駄な物を一切置きません。無用なカラーボックスや雑多なものは恥ずかしいのです。

最後に空間の価値を知っているという事です。
例えば、美術館は何故あんなにも広い空間を用いて、無駄なエリアや部分が多いか考えた事はありますか?
あの「何もない空間」にも意味があります。他の部分を引き立てる価値があるのです。

美術館を作り上げる人がバカだから、無駄な場所が多いのではありません。
意図的に何も置かずに空間を作り上げるのにも大きな意味があるのです。

他にも、高級なレストランに行くと、大きなお皿の中央にちょこんとメインディッシュが飾り付けられますね。
これも、お皿のフチが大きくあまりますが、主役を引き立てる役割があります。
このように家具をぎっしり置くのではなく、置く場所・置かない場所を適切に判断しているために、お金持ちの家はすっきりと美しくまとまっているのです。

きっと外国の映画を見れば、どの作品も似たようにすっきりとした部屋が出てくるはずです。そういったフィルムから学ぶというのも良いですね。