お金持ちを相手にする営業マンの苦労

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表題の通り、お金持ちを相手にする営業マンというのは普通の感覚では務まらない仕事と言えます。

メルセデス・ベンツの営業マンであれば、新車価格が1000万円以上するものをお客様に契約して支払ってもらわなければなりません。
自分では10年近くコツコツ貯金しないと買えないものを、その場のサイン一つで買ってもらわなければいけません。

普通の人であれば、スーパーで1切300円の銀鮭が高いなぁ。と悩むのに、
お金持ちはベンツのシートを温める機能に40万円払い、オプションのサンルーフに18万円、変わったデザインのホイールに50万円などなど、’ポンポン’と100万円以上あっさりとオプションを付けてしまいます。

それらの機能を、「安くて妥当なお買い物である」と説明しなければならないのが営業マンになる訳です。
また筆者が出会った営業マンは話題が広い人で、旅行の話やゴルフの話、釣りの話、スポーツの話など手広い話題を持っていて、常にお客さんにあった話題を話す営業マンでした。

商品の説明が100%できるだけではダメなのが営業マンの難しいところです。「昨日は◯◯の開幕戦で◯◯のプレーが良かったですね。」などお客さんが好きな話題を持ち出したり、お客さんが興味がある情報を仕入れて提供するのが営業マンに求められる能力なのです。

車とは話が変わりますが、筆者は先日あるセレクトショップのアウトレットモールに行ったのですが、キートンのスーツが上下で100万円のものが半額の50万円になっていました。ジャケットで30万円〜40万円の商品は多いのですが、上下で定価100万円はさすがに高いなと思いましたが、店員さんは「これは本当にサイズが合えばお得なんです!」と熱心に説明していました。

確かに既製服最高峰のキートンが大幅割引なのはとても魅力的なのですが、これを安いと言って売る精神は凄いものがありますね。
帰り際に「スタッフ募集」という文字があり、チラッと見ると時給1200円の表記があり、この金額だと毎日8時間働いても割引されたスーツを買うのに60日必要になります。お金を一切使わずに…。