選挙からみるプロモーション


「私は選挙カーを廃止して、静かな街づくりを目指します!」
そう、歩いて宣伝してくれるのであれば絶対に一票入れます。

なんて話は良いですが、選挙活動というのは普通の人にあまり関係が無いですね。
政治家がテレビで「やってみたいこと」を発表して、街宣カーで「鈴木太郎をよろしく!」と言って周ります。

ここで定番のマーケティング方法があります。
なぜ街宣カーは市民から応援が無いにも関わらず、「応援ありがとうございます。」「ありがとうございます!」とお礼をして回るのか、これには2点理由があります。

先に返戻性を利用して、その場に居る人に対して先にお礼をして票を稼ぐという方法です。トイレにも「いつも綺麗に協力ありがとうございます。」と張り紙がありますが、人間の心理では返戻性で先にお礼をされると協力してしまう法則があります。

もう一つは、大衆心理で街宣が聞こえる人に足して、「私は、俺は、こんなに多くの人から応援を得ているんだ!」と宣伝する行為です。
これによって自分の優位性や権威を示す訳です。
それを彼らは知っているので、全国どこでも同じように、応援されていないにも関わらず、「応援ありがとうございます!」と言って回るのです。

これは後援会の控室を、なるべく中心地に持ってきて、透明な窓ガラスで中が見えるようにするのも同じような効果が期待できます。

ところで、常日頃から素晴らしい活動をして内面からジワジワと良い評価を得ようとする政治家が少ないのは何故でしょうか。
市民は皆この活動にうんざりしているので、選挙カーを利用しなくても、こつこつ地道に市民の為に努力すれば、口コミで自然に票が集まるのだと思います。

今からしたい事を言うのではなく、投票日までに何か世の中の為になることを達成しておくべきですね。笑

ちなみに政敵に対して右翼街宣カーのような物を雇って、露骨にガラの悪い方法で宣伝させて、相手を蹴落とすという方法もあるそうです。
右翼街宣カーを雇っていや〜な感じで音楽を流し、訴えれば良いのです。これがネガティブキャンペーンというものらしいです。