楽天市場の射幸心を煽る販売方法

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楽天市場は消費者の心理を巧みに操り、売上を上げる企業と言えます。

ご存知かもしれませんが、「ポイントシステム」の運用が非常に得意な企業と言えます。
同じようにネット通販でアマゾンがありますが、こちらはポイントに全く力を入れていませんが、楽天市場は「ポイントシステム」で利益を上げていると言っても過言ではありません。

具体的にどういった技法かと言うと、「ポイントバック」です。
通常は楽天市場のどの商品でも購入金額に対してポイントを1%付与するというものです。

これは、1万円の商品であれば100円のポイントが付きます。
次回の買い物に100円割引相当として利用できるというものです。

ところが、このポイントが付与されることが嬉しく思う消費者が多く、さらにはポイントの利率を高めた3%、5%、10%などポイントが多く付く商品を設定して、他社との競合商品の中で売っているショップもあります。

そもそも、ポイントの分が商品価格に上乗せされているのですが、主婦などあまり計算ができない消費者にとってはこのポイントアップが喜ばれます。
もちろん、事業主や資材調達部門など仕事をしている人にとっては、ポイントは現金では無いので事実上着服できるというのもあり喜ばれます。

少し違う話ですが、楽天トラベルというホテル予約サイトの宿泊プランの中には、クオカードプレゼントというキャンペーンが頻繁にあります。
これは、通常5千円の宿泊できるビジネスホテルを、6千円で予約させて利用者に千円のクオカードプレゼントする訳です。
会社から宿泊費用が支給されたり、経費で計上できる人はこのプランを選ぶ事で、クオカードを会社のお金で受け取る事ができます。
結構グレーな位置なので、本来は問題のある方法ですが…。

話をもどして、この楽天市場のポイントバックシステムは、今度は「買い回りでポイントバック」といったエントリー式のポイントバックを考案します。
例えば楽天市場にある10個のお店で買い物をすると、1〜3店は3%、4〜7店は5%、8〜10店は10%のポイントをアップします!!といった形で宣伝するのです。

つまり、普段は1%しか付かないポイントが10倍にも膨れ上がる!と、消費者の心理に付け入り、必要の無い買い物をたくさん買わせる訳です。
これは中々凄い技法です。さらに驚くのが、ポイントは基本ポイントの1%だけを通常付与して、残りは「期間限定ポイント」としてポイントバックするのです。
この期間限定ポイントというのは、購入日が4月1日だとすると、5月の15〜19日まで使えるポイント。といった形です。

購入日から1ヶ月以上先の、わずか数日しか使えないという特殊なポイントです。
こうすることによって、せっかく10倍キャンペーンで要らないものを沢山買ったにも関わらず、肝心のポイントを貰っても使い忘れてしまうという事態が起こります。
これは楽天市場側からしたら凄く儲かる方法ですね!

この様な販売方法は実は既に5年以上前から行われています。
ですが、最近見かけた方法は、こういった方法よりも更に磨きが掛かっており、今度はパチンコのような射幸心を煽る方法を導入しています。

それが「抽選で購入金額を全額ポイントバックします!」という方法。
どうですか?購入金額を全額ポイントバックします!というフレーズ。とても惹かれますね。

その実は何万人も居る購入者の中からわずか100人、当選者は購入金額が少ない人を選べば良いのです。
多くの主婦が「もしかしたら全額ポイントで帰ってきて無料になるかも!」と思ってしまうのです。

説明し忘れて居ましたが、こういったポイントバックは全てエントリー式になっており、これを応募すると自動的にメールマガジンが配信されるようになります。
週に何通も届く、魅力的なフレーズ(10%ポイントあげます!登録だけで500ポイント等)で次々と購買させるのは楽天市場の素晴らしいマーケティング方法と言えます。

そう考えるとアマゾンの販売方法は非常にシンプルと言えますね!
必要な物を必要な人に直ぐ届ける。という販売方法です。
一部では「倉庫が日本にあり、会社は海外にあるから税金を払わなくて良い」とアマゾン本部が言って脱税していると言われていますが、そのへんは詳しくないので分かりません。