想定外を想定する


想定外が起きてパニックになる人が居ますが、見通しが甘いと言わざるを得ません。

例えば週末のデートで映画館が閉まっていたら?レストランが定休日だったら?
天気予報にない突然の雨で、海水浴場に行けなくなったら?

全て事前に調べて居たとしても、予想外の出来事が常に起きます。
そこで「こんなはずじゃなかった!」と怒るようではスマートな男性とは言えませんね。
プランABCを用意しておくべきです。
「もしも、なんらかの事情で映画が見れなかったらプランBで…」と頭の中で考えておきます。
女の子が午後に予定が入ってしまって、映画が見れなくなる可能性もあるのです。「この近くに美術館があって、イタリア展やってるから行ってみようか?」とすぐに提案できればスマートですよね。

さらにはプランZまで構想に入れておきます。
「約束していた女の子が来ない」
「ドタキャンで来ない」
ここまで想定しておけば、ほぼ全ての事象に対応できますね。

なにも週末のデートだけではありません。
米大手銀行では、生前遺言と揶揄されて、もしも経営破綻に陥った場合のシナリオを想定しています。

JPモルガンの仮想破綻シナリオでは、こうした事業が3分の1縮小される。広報担当のアンドルー・グレイ氏は同社の生前遺言について、速やかに会社を整理し、連鎖的影響や納税者による救済を伴わないものになっていると述べた。
シティグループ は法人向け銀行部門を資産規模約3000億ドル(約36兆7200億円)に縮小し、米国のリテール銀行部門を約2000億ドル規模に削減、ブローカー・ディーラー部門を売却する計画となっている。バンク・オブ・アメリカはノンバンク事業の大半を売却し、2兆1000億ドルの資産は破綻手続き後には1兆2000億ドルになっていると試算した。

このようにJPモルガンもシティグループも莫大な規模の金融機関ですが、もしも破産してしまった場合のシナリオもシミュレートしているのです。
これによって万一の事態(=経営破綻)しても、パニックに陥る事無く事前に決めてあったシナリオ通りに進めてゆけば良いのです。

仕事でも常にプランABCを考慮しておくことが重要と言えます。
昨日まで良い顔をしていた顧客が急に首を横に振るかもしれません。
確定事項が覆ることは良くあることなのです。
そこで、頭のなかだけでも良いので、「もし」を常に繰り返して、どんな事態に陥ったとしても、「この場合はプランBだな」と冷静沈着に判断を下すまでなのです。