テーブルウェアのシルバーはお金持ちの証

Pocket

高級なティーサロンに行くと、必ずと言って良いほどにシルバーが使われます。

ウォルナットの無垢材に象嵌細工を施した猫足のハイテーブルや、イタリアンレザーで仕上げられたチェスト。
提供されるマリアージュ・フレールの紅茶はアンティークシルバーのティーポット。

細かな部分まで凝っている事が多いのです。
中でもスターリングシルバー製のティーポットは非常に高価なもので、アール・ヌーヴォーなどの有機曲線など細工がされているポットは家庭用で20万円〜50万円。
シンプルなデザインの業務用のシルバーポットでさえ、15万円以上します。

またお金持ちの奥様では19世紀のようなシルバー収集が未だに行われているのに驚かされます。
バブルはとうの昔に終わったとうのに、お金持ちではクリストフルを始めとし、シルバーのテーブルウェアを揃える人が居るのです。
クリストフルシルバーといって、シルバープレート(銀メッキ)のカトラリーでさえ1本1万円〜2万円します。
クリストフルシルバーで6人ディナー用のカトラリーを揃えると、マルメゾンなどの安いシリーズでも約34万円。
純銀製であるスターリングシルバーで6人分を揃えると、130万円。

フォークやナイフ、スプーンを6人分揃えただけで100万円超えるというのは馬鹿馬鹿しくも面白い話ですよね。100円均一に行けば、1500円です。

ところが、購入する奥様もただのバカでブランド品として買い揃える訳ではありません。
ただの浪費ではなく、資産になるケースもあります。特にスターリングシルバーのクリストフルだと、1世紀後にも価値が下がらない可能性もあります。
現に100年前〜200年前のアンティークシルバーが未だに高価な価格で推移していることをみると、ありえない話ではないのです。
アンティーク品というのは、日本の通貨の価値がある日、突然価値を失い紙切れになっても、国外にさえ脱出すればアンティーク品を売却できるのです。
特にプラチナ・金・銀の価値というのは全世界共通といえる程の価値があります。
もちろん相場は日々変動しますが、極端に落ちるという事は今のところありません。

そういた観点からもシルバーに価値を見出しているのかもしれませんね。