お金持ちは何故ワインを飲むのか

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暗い照明の中、純白のテーブルクロスの上で、お金持ちがワイングラスを回す絵は全世界共通のシーンと言えます。
ドラマや映画の中でもお金持ちは決まってワインを飲んでいますね。

日本でもお金持ちはワインが好きな傾向にあります。
もちろん中には日本酒しか一切飲まない、といった人やビールが一番好き、むしろアルコールを飲まない。という人も居ます。

ですがワインが好きな人が多いというのも確かです。
そこで何故お金持ちがワインが好きなのを考察してみます。

まず料理に合うという点です。フレンチ、イタリアンのみならず、和食、中華などにも合わせる事ができます。
最近では寿司にシャンパンを合わせる割烹なども多くなってきました。
今までは和食、中華には必ずビールで乾杯といった風潮がありましたが、今ではとりあえずシャンパン(ワイン)となりつつあります。

また種類が豊富で色々な楽しみがあるという点もあります。
日本酒も多様性がありますが、米の種類や地方の差に傾向が現れにくく、プロでないとわかりにくいです。
ところがワインであれば、何十種もあるぶどう品種にはそれぞれ強い個性があり、産地によっても差があります。
そういった意味でも、レストランでの食事の時に料理に合わせたり、その日の気分によってワインを選ぶことができます。

また、もっとも贅沢な飲み物と言えます。
日本酒や焼酎は最高級品であっても、2〜3万円で購入できます。
ところがワインだと2〜3万円だと少し良いワイン。という扱いです。
ボルドーの第1級格付けのシャトーだと、ビンテージでなくても5万円〜10万円。
ビンテージ品だと10万円〜200万円など超高級品まであります。
中にはそれ以上の価格のワインもあるようです。ブルゴーニュ地方にもドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティなど超高級品もあります。

お金もでも日本で購入される主力の価格帯は5000円〜5万円と言えます。
これでも十分に高級と言えます。ワインは開栓後1日〜3日しか持たないものが殆どで、多くは一晩で飲みきってしまうものなのです。

ウイスキーは10万円も出せば最高級品に近いものが買えますが、20杯〜30杯を1ヶ月〜半年掛けて楽しむ事ができます。
超高級品でも一日楽しむ1杯に換算すると5千円にも満たない場合もあるのです。
そういった面からもワインが如何に格別高級であるか分かります。

また飲むシーンが多いというのも、ワインがお金持ちに人気な理由に有ります。
レストランだけでなくパーティやイベント、会員制ラウンジ、航空機のファーストクラスに至るまで様々なシーンでワインを選ぶ事になります。
世界的に見ると、料理に合わせるワインを選べることくらいは当たり前なのです。