消耗品ビジネスは儲かりすぎてやめられない

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世の中には儲かりすぎて笑いが止まらないビジネスがあります。
中東のオイルマネーなどもそうですが、日本にも儲かりすぎて笑いが止まらないビジネスがあります。

それが消耗品ビジネスです。
一番身近でわかりやすいのが、「インクジェットプリンター」の商法です。
インクジェットプリンターは家電量販店に行けば、わずか3100円で手に入れる事ができます。
プリンター本体は驚くほど安く、誰でも買えるような価格帯になっています。
ではどうやって儲けているかというと、インクを非常に高額で売りつけるのです。

3100円で買ってきたカラーインクセット(3本)が幾らするかご存知ですか。
なんと3108円です。

例えばキヤノンのPIXUS iP2700というインクジェットプリンターがありますが、ネットでは実売価格が3100円になっています。
このプリンターを買って、50枚位印刷するとインクが切れる訳です。
困って近くの家電量販店に行くとインクカートリッジが3018円で売られている訳です。
プリンターがもう一台買える金額です。ですが、純正インクを買わないとプリンターが使えない訳です。

プリンターを仕事で頻繁に使う人はどうでしょうか?毎月1万円以上もインクカートリッジにお金が掛かる訳です。企業からしたらこんなに美味しい思いのできるビジネスはありません。

なぜならインクカートリッジの原価など数円に満たないからです。現に百円ショップで代替のインクカートリッジが100円で売られている事もあります。百円ショップの仕入れ価格は60円と言われているので、製造原価は10円未満と言えます。ましては大手企業が大量に生産すれば、ほんの数円で製造できる訳です。

そのインクカートリッジが1000倍の金額で売れるのですから、笑いが止まりませんね。
沢山プリンターを使ってくれる人は、3000円だと思って買ったプリンターを1年使うと10万円以上も支払わされている事もあるのです。

ですが、このビジネスにも盲点があります。百円ショップなどで売られているように、中国で製造した互換性のあるインクカートリッジが1〜2年で国内販売されてしまうのです。
そこで、今度はプリンターのインクカートリッジ型式を新しくして、また時間を稼ぎます。自分の使っているプリンターのインクが家電量販店で流通しなくなるので、消費者はまた新しいプリンターを買わなければなりません。

そうして、消耗品ビジネスで美味しい利益を得ているのです。

この他にも消耗品ビジネスにはウォーターサーバーなどがあります。

何もインクジェットプリンターに限った話ではなく、家庭に設置してリース料と水の代金を得る消耗品ビジネスもあります。
しばし、ショッピングモールなどで営業をしているウォーターサーバーですが、あの水は国内で採水されているもので、実質輸送コストしかかからないものです。
それを各家庭から毎月のリース料1000円弱と、水の代金2000円程を徴収するので、件数を増やせば消耗品ビジネスとして成り立ちます。

ミネラルウォーターならば誰でも手軽に毎日使いますし、お湯が直ぐにでるようになっているので、お茶などお湯が必要な時にすぐに使ってしまいます。
このような、人の弱みにつけ込むのが消耗品ビジネスの重要なコツと言えます。

ちなみに私はこの商法が嫌いで、消費者に対して不当に高い値段で売りつけるという、フェアでないので大嫌いです。
ただ、露骨に儲けたいのであれば覚えて置いた方が良い方法ですね。