顧客に必要と信じこませる事が重要

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儲かるには何が重要か?それは顧客に信じこませる事だ。

しばし話題に成るのが証券会社の営業マンが訪ねてきた時、「彼らが売りたがって入る物以外を買え。」と言われています。
儲かるはずの金融商品をなぜ、年収1000万円近い営業マンが売りに来るのか。
それは損をする危険性があるから。必ず儲かるような良い商品であれば優秀な営業マンを使って営業しなくても飛ぶように売れる。

基本的に今いる多くの営業マンは顧客に「必要と思い込ませる」ことが最大の仕事と言えますね。
訪問販売では、光インターネットが如何に必要で重要であるか、ミネラルウォーターが如何に重要か。
電話の営業でもインターネットの宣伝でも、顧客にその必要性を強く押し付けます。

ただそれは会社単位や商品単位であることが多いです。
ところが、それより大きな規模で必要性を強く信じこませる事で儲けている人たちも居ます。
それは、「葬儀屋」「坊主」「結婚式場」です。

葬儀屋といえば、死の臭いに敏感な奴らで人が死ぬとどこからとも無く見積書を持ってやってきます。
肉親が死んで1日も経たずに営業が来るのだから凄いですね。
価格は100万円コースから、500万円コースまで。
安いと故人が不幸に成る位のことを吹き込み、足元を見て多額のお金を請求します。ただ、最近では低価格の小さな葬儀も増えて20万円〜50万円程の適性な価格も増えてきました。

坊主もまた然り、戒名など「心付け」は脱税の必要も無い非課税で贈与税も掛からない素晴らしい仕組みです。
これもまた名前を付けるだけで50万円以上というケースもあります。
今どきはパソコンで戒名ソフトなんかも有り、どんな基準で付けているか分かりませんね。

どちらも大手資本(イオン)などが参入しそうになり、全国の団体が強く反対しています。それは顧客に必要と思い込ませて今まで多額のお金をせしめてきた訳であり、儲ける機会をみすみす大手に取り上げられる訳にはいかないのです。

他には結婚式場ですね。
怪しいラブホテルのようなヨーロッパ風の建物を高級ホテル風にして、怪しい日本語を話す神父を雇い、一度も日曜日のミサに参加した事のない参加者達が愛の誓を教会のようば場所で誓うのです。
これもまた結婚式でしか使われない偽物の教会です。
生花で埋め尽くされますが、式場は一日に何組も結婚式をあげるのでスムーズに交代交代で流れ作業です。

大した仕上がりでないドレスに何十万円ものレンタル代を出し、要らない引出物などにも多額なお金が掛かります。
昔ながらの手法だと総額200万円〜500万円程掛かることが多いです。
これもまた顧客に必要と信じこませる事で成り立つ商売です。

法律には結婚式場で披露宴と挙式をあげる必要は無いのです。ただ役所に届け出ればそれでOK。本来であれば家に人を呼び結婚式を行う事もできるのです。
そんな中で形式的なイベントとして利益を上げる事に成功したのが結婚式場の例です。
明らかな偽物や作り物であっても、大衆の多くがそれを許容してしまえば、今の日本のように本物になれるのです。

新しい方法でお金持ちになるには、このように顧客に如何に必要かを信じこませる事がとても重要です。
これによって新しいビジネスチャンスを得ることができます。