大切なことは全てアマゾンで学べ


アマゾンは効率的に稼ぐという事に徹底しています。

昔から有名な話ですが、日本法人を「倉庫」とする事によって、法人税を避けて何百億円も売上を上げるという手法。
一歩間違えれば、白昼堂々行われる脱税行為にもなりかねません。
ところが、倉庫と言い張って法人税を払っていないのです。
販売を行っているので、消費税の支払いは行っているようですが。

この手法を真似て、シンガポールの経済特区に会社を設立して、日本法人として活動するようなプレイヤーもいます。

さて、アマゾンで人気のあるマーケティング方法に「定期購入」があります。
顧客が定期購入を確約することによって、販売価格を一定額下げるというものです。
これは、例えば1000円の商品を通常は900円、ところが定期購入で3ヶ月に1回購入するのであれば850円にするというものです。
さらに必要がなくなれば定期購入をやめても問題がない、というのです。
つまり大げさに言えば、1回購入して次が届くまでにやめてしまうことも可能です。

ところが、なぜこの方法が容認されているかというと、顧客の中には便利だからという理由で何年もずっと購入を続けたり、キャンセルを忘れていてそのまま購入する、という層が必ず出てくるのです。
そのため、最近になって初回50%オフなどの定期購入キャンペーンも行っています。

楽天市場は、ポイント!ポイント!と言い張って、すぐに使えない「一ヶ月後に一週間だけ使える」ような特殊なポイントを餌にして顧客を掴んでいますが、アマゾンはシンプルな方法でリピーターを増やしています。

一件新しいマーケティング方法に思えますが、実は健康産業ではかなり前から行われている手法です。
しばし、広告で見かける「初回980円!ダイエット食品!」なんて商品は、1回目の購入が980円で、2回目以降は3980円、最低でも3回の購入をお約束頂いております。なんて注訳が小さくついています。
つまり、何の事はない最初からサプリメントの購入に1万円は掛かってしまう訳です。それなので、送料を無料にできたり高い広告掲載料を支払える訳です。

そして中には契約をしたまま解約の電話をするのが面倒で、放置してしまう顧客も存在します。
対して効果のないサプリメントで毎月の固定収入が得る事ができるのです。「酵素ダイエット」など広告を目にしたら内容を読んでみることをオススメします。
酵素が体内でどのような活動を行うか、経口摂取によって分解、代謝されないのか、いっさいそのような生理学的な部分は避けて、ダイエットに繋がるように誤解させるものばかりです。

1000人に購入させて、200人が定期購入で残った場合は、初回の打ち上げが1000万円、その後に毎月80万円の定期収入。この分母数を増やしてゆけば美味しい商売と言えます。
もちろん、様々な経費がかかったり製造にも費用がかかったりしますが、うまく行えば儲かる商法と言えますね。

アマゾンから話がそれましたが、定期収入というのはこれからのビジネスでは必ず避けては通れない方法となります。
かのアドビのソフトウェアでさえ月額制に完全移行したのですから。