お金持ちは教養を身に纏う

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お金持ちの集まるバーに行った事があります。
少し狭いカウンターでワインやウイスキーをバカラの高級クリスタル片手に、その場で出会った人と雑談するような場所です。

会員制ではないものの、一見さんが入りにくい雰囲気で、知る人ぞ知るバーですが、ここでは様々な人が集まり小さなコミュニティを作り出しています。

やはり話題はお酒、お金があるからと言って5大シャトーやオーパスワンを飲んでいればバカにされる風潮さえあります。
ここに集まる裕福な人は、どちらかと言うと最近人気の出始めたコストパフォマンスに優れたワインを好みます。それでもボトル5千円〜1万円弱はします。
ウイスキーも闇雲にバランタイン30年やマッカランのビンテージなどを頼むのではなく、ウイスキーソサエティなど限られた流通の独自の物を嗜む傾向にあります。

つまり、少なくともバーでの会話をするのには最低限でも酒に関する詳しい知識が必要です。
その上で驚いたのが、共通の話題で盛り上がるということです。
例えばフランスに1ヶ月旅行に行ったという話が出ると、偶然居合わせた多くの人が旅行歴があるということです。シャンゼリゼ通り、チュイルリーなど当たり前のように地名や場所の話になりますし、そこからスイスの地方やドイツなど話が転々としてゆきます。

これだけでも驚くのですが、その場に居た8人程の偶然のグループが絵画の話でも盛り上がって居たのです。
ルノアール展の話からモネや印象派の話に、各国の美術館の経験など、仕事や趣味につながりの無い人達が”教養”というものだけでこれほどに話せるのか驚きました。

そこで怖かったのが、教養が無い人は、その場で頷くかスマートフォンを触っていることしかできないことです。
怖いことにお金持ちは当たり前のように幅広いジャンルでの教養を持ち合わせている人が多いということです。
逆に言うと、幅広い教養があるのに貧乏人であるという確立は低いのです。

お金持ちと対等に話すには、少なくとも幅広い教養を浅くても良いので身につけたいものです。

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